サイト作りは、ツール選びから始めなくても大丈夫です。最初に決めるべきなのは、何のために作るか、どれくらい自分で更新したいか、そしてどこで公開するかです。

目的を一つに絞る

自己紹介、作品集、情報発信、販売など、最初の目的を一つに決めます。目的が決まると、必要な機能や更新頻度を判断しやすくなります。

更新方法を決める

記事をファイルで管理する静的サイトは、表示が軽く、運用費を抑えやすい方法です。管理画面で更新したい場合は、WordPressのようなCMSも候補になります。

公開先を決める

無料で始めるならCloudflare Pagesのような静的ホスティングが選択肢になります。独自ドメインが必要になるのは、サイト名を自分で決めたアドレスで公開したいときです。

必要なページを先に書き出す

目的が決まったら、公開に必要なページを紙やメモに並べます。個人の情報発信ならトップ、記事一覧、プロフィール、問い合わせ、プライバシーポリシーが基本です。仕事用ならサービス内容、実績、依頼の流れ、よくある質問も候補になります。

最初から十数ページを作る必要はありません。読者が「誰のサイトか」「何が分かるか」「次に何をすればよいか」を判断できる最小構成で公開し、質問を受けた内容から追加していきます。

制作方法を比較する3つの軸

選択肢を比較するときは、初期費用だけでなく、更新のしやすさ、管理に必要な知識、移転のしやすさを確認します。静的サイトは構成が単純で表示を軽くしやすい一方、記事追加にファイル編集が必要な場合があります。CMSは管理画面から更新できますが、定期的なアップデートやバックアップが必要です。

外注やAIを使う場合も、完成後に自分で文章とリンクを直せるかを確かめましょう。制作時の速さより、半年後にも無理なく更新できる方法の方が、長く運営するサイトには向いています。

公開前の小さな完成条件

公開日は「すべて完成した日」ではなく、読者が安心して利用できる最低条件を満たした日と考えます。

  1. サイトの目的がトップページで伝わる
  2. スマートフォンで文字とボタンが読める
  3. メニューと記事内リンクが正しく動く
  4. 運営者情報、問い合わせ先、必要な方針ページがある
  5. 公開後にどこを更新するか分かっている

公開後はアクセス数だけを追わず、読まれたページ、離脱しやすい箇所、届いた質問を見ながら一つずつ改善します。